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スタッフブログ

2015年09月14日

今さら聞けない、IHって何の略?


 

 

IHとは、”インダクション・ヒーティング(電磁誘導加熱)”の略です。

 

 

電気で磁場を誘導させ加熱するということらしいです。

 

 

IHコンロは、平らなプレートの下に磁力発生コイルがあり、これに電気を流して強力電磁波に変換し、

 

 

金属なべの底に当て、『ナベ』を発熱させることによって調理します。

 

 

電磁波で『ナベ』を発熱させるので、電磁波が通りにくい、通らない素材のナベは使えません。

                     (アルミ製・銅製・土鍋など)

 

また、ナベ底に効率よく均等に電磁波を通さなければならないため、底が平らでなければなりません。

 

 

ですので『IHコンロ専用』の鉄製、ステンレス製、ホーロー製のナベやフライパンが必要なわけです。

 

 

オールメタル対応のIHであればアルミや銅のナベも使えるようですが、

 

 

推奨されている素材に比べて熱量が弱く、効率がよくないのだそうです。



IHを選択された方が挙げられているメリットの中に『熱源が火でないので安全』という意見が多くあります。

 

 

火が見えない・火じゃない イコール 安全・火事にならない・・・と思われている方も結構いらっしゃるようですね。

 

 

けれど、IHも使い方を間違えれば火事や事故は起こります。

 

 

「天ぷら専用のなべを使用せずに調理した」「規定量以下の油の量しか入れずに天ぷらをした」

 

 

「なべ底に2ミリ以上のそり・隙間があった」「なべに肉眼で確認できないわずかなそりがあった」

 

 

「汚れ防止のためのシートを使っていたため、温度センサーが正常に作動しなかった」

 

 

などが原因として挙げられています。

 

 

加熱中の油は、ガス・IHに関係なく約370度で自然発火します。

 

 

正しく使わなければ「IHだから安全」とは言い切れなくなるのです。

 

 

IHを選択するにあったって気になるデメリットの中に『電磁波による健康被害が気になる』

 

 

という意見が多くあります。

 

 

特に『ペースメーカー』を使われている方には、誤作動を引き起こす可能性があるため、

 

 

IHコンロの使用は避けた方がよいようです。

 

 

電磁波が体に被害を及ぼす数値はどれほどのものなのか? いろいろな資料があります。

 

 

「安全です」と表示されている数値は、器具から30センチ離れた場所での数値であったりします。

 

 

電磁波が気になる方、妊娠中の方、小さいお子様がいらっしゃる方は、

 

 

IH導入を検討される際に、いろいろな資料をご覧になってからの方がよいかもしれません(^^)

 

 

 

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